2010 年 10 月 1 日 のアーカイブ

尖閣は固有の領土

2010 年 10 月 1 日 金曜日

尖閣諸島がわが国固有の領土であることは、歴史的にも、国際法の上でも、疑いがありません。不当な中国の主張は断固、拒否し、国際社会にも毅然たる態度示さねばならなかったのが当然です。

今回の衝突事件、政府は当初、法令に基づいて粛々と対応するという方針を繰り返し、述べていました。ならば、最後までそれで対応すべきでした。中国の圧力が始まった途端に、腰砕けになり、方針転換をしてしまいました。一貫性のない対応は国家としてあってなりません。
この対応は、「日本は圧力をかければ譲歩するのだ」というメッセージを発信することになります。また、釈放するということは、暗に尖閣をめぐる問題が存在するのだというイメージを諸外国にもたれてしまいます。これでは、中国の思惑通りの展開ではありませんか。

国家の最大の使命は国民の生命、財産を守ること。領土を守ることも覚束ない政権が、果たしていざというときに、国民を守ることが出来るでしょうか。疑問を抱かざるを得ない。今一度、国家の使命を胸に深く刻み込んで、国際社会への情報発信、領海の警備強化など毅然と対応せねばなりません。

中国という国家が、チベット進駐、インドとの国境紛争、ソ連との国境紛争など周辺国との紛争を繰り返してきたことは歴史的な事実です。
また、1970年代、米軍のベトナム撤退直後に、ベトナムと領有権を争っていた西沙諸島を占領し、現在も実効支配していること。1990年代、米軍がフィリピンを撤退した後、領有権を争っていた南沙諸島への侵攻を進めていることも、歴史的な事実です。
今回、普天間をめぐる問題などで日米関係が揺らいでいる。このタイミングで、潜水艦を通過させたり、今回の問題で非常に強硬な姿勢に出たりしているのは、単なる偶然とは思えません。
我々はさらなる危機感をもって、対処せなばならないのです。