2011 年 1 月 のアーカイブ

エジプト

2011 年 1 月 30 日 日曜日

ムバラク政権が長く続いたエジプトのデモ。情勢は予断を許さなさそうだが、世界的に見ても、エジプトの動向には、注意を払わねばならない。
イスラム教国家、反米的な国家が多いこの地域で、エジプトは長らく親米政権が権力を維持してきた。
米国にとって、中東政策の要といえる国である。
この国家に万が一のことがあれば、米国は中東の安定や権益確保に力を注がざるを得なくなるだろう。
ましてや、国内の雇用、経済に不安を抱え、来年には大統領選挙を控えているオバマ政権にとって見れば、対岸の火事では済まされない重大な関心事であることは間違いない。
経済的に疲弊している今の米国に、世界のあちこちに積極的な関与を同時に行う余裕はないと見てよい。
とすれば、エジプトの情勢いかんによっては、米国が中東に力を注がざるを得なくなり、相対的に東アジアにおけるプレゼンスをどうするのだろうという問題が出てくる。

中国との尖閣問題、ロシアとの北方領土、北朝鮮の拉致、核、ミサイルという「三国干渉」を抱えているわが国も他人事ではない。
まずは当該地域における邦人の安全確保を国が責任をもって行うこと。それから関心をもって、情報収集、その後のシュミレーションをこなしておかねばならない。

テレビ

2011 年 1 月 19 日 水曜日

昨年末に収録したチャンネル桜。14日に無事に放送され、番組を見ていただいた方々から、激励のメールをいただいた。
やはり放送の持つ影響力は大きいと改めて実感しました。
昨日、ある席でご一緒した方が、最近のテレビは芸人さんばかりで、問題提起をするような番組がないとおっしゃっていました。予算など様々な制約があるのでしょうが、視聴率だけにこだわらず、国家のことを考えるような番組が、どんどん、増えていってほしいものです。

内閣改造

2011 年 1 月 15 日 土曜日

内閣改造。それぞれの思いで見ておられることだと思います。
総理がタイミングを見計らって、政策テーマを持って改造したならいざ知らず、問責決議をここまで放置して、改造に「追い込まれた」感が否めない以上、政権浮揚効果は、限定的でしょう。
しかし、民主党をあれだけ批判し、自民党の比例復活で当選された方が入閣ですか。打診するほうもするほうなら、受けるほうも受けるほう。民主党の総理に向かった、国会で、「平成の脱税王」と追及したことをお忘れなのでしょうか。
追い込まれ改造の余波は外交にも出ています。韓国の大統領との会談、米国訪問での日程。外交上の非礼という言葉は、現内閣は考えないのでしょうか。
経済、外交、安全保障対する明確な民主党との違いを打ち出せる一年にしたいものです。

景気対策、ばらまき?

2011 年 1 月 6 日 木曜日

新年のあいさつに伺っていると、様々な声に出会います。景気をなんとかしてくれという声が本当に多い。
子供手当てや各種の無料化で、バラマキをやっていますが、これでは一時しのぎに過ぎず、景気は良くなりません。
家計直接給付型のバラマキは政府が多くのお金を必要とするだけで、本当に効果は薄い。貯蓄に回る可能性も高いです。
お金を使ってもらうような景気対策をせねばなりません。

エコポイントなどがいい例でした。

経済対策の根本は中小、小規模企業も含めて、「仕事がある。仕事で儲かる」状態にすること。国がお金を出しての雇用対策は、緊急対策としては有効ですが、根本的な解決にはなりません。
仕事が増えれば、企業に利益が出る。人を雇う。給料が上がる。個人消費が増える。そして、またモノが売れて、仕事が増える。このサイクルに持っていかねばなりません。

一時的な雇用を増やしても、家計にいくらお金をばら撒いても、それはお金を入れている間だけの効果です。財政がめちゃくちゃになります。
仕事が増えるような景気対策をやれば、お金が回り始めます。そうすれば、後は民間市場の論理で、上向いてくれます。
景気対策のスタートを誤らない予算を組まねばなりません。

謹賀新年

2011 年 1 月 1 日 土曜日

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
新しい年の始動は、例年通り、午前5時に始まる実践倫理宏正会の元朝式でした。
昨年は日本の外交、安全保障が文字通り、危機に瀕した年でした。戦後最悪の外交であったともいえます。
普天間問題に端を発した日米同盟の揺らぎ。それを見透かした中国、ロシアの行動。そして、尖閣問題に代表される、これらの国々の行動へのあまりに稚拙な対処。
領土を守れない国に、国民は安心感を抱くことなど出来ません。領土を守れない国が、国民の生命や財産を守ってくれるのか、疑問を抱かざるを得ないからです。そして、国民を守ることの出来ない国家など、国家ではありません。
日本の国家としての存在そのものが問われていると言えます。

2012年には、米国大統領選挙や、中国における指導者交代が予定されています。北朝鮮も権力移譲を進めています。こんな状況下で、わが国がどういうスタンスでどういう外交を展開していくのか。それを内外にはっきり示さねばならない年です。もちろん、自由と民主主義という共通の価値観を持った国家との関係を軸にせねばならないことはいうまでもないですが、現政権にはそれが全く感じられない。

外交、安全保障の出来ない政府など、政府ではありません。亡国政権を打倒する年にせねばならぬと決意しております。