2011 年 3 月 4 日 のアーカイブ

憲法観

2011 年 3 月 4 日 金曜日

ツイッターからお話をいただきました。時間の許す範囲で、私の憲法観を書きたいと思います。
そもそも、憲法は一般の法律とは全く違います。法律は立法府が策定し、その社会に暮らす方々がお互いに暮らしやすいように定めるルールです。一方で、憲法は主権者である国民が、立法府に対して、この憲法に基づいて立法し、国家を運営しなさいというルールです。
誤解を恐れずに言うならば、憲法は立法府に対するルール。法律は国民に対するルールといえます。
その意味においては、憲法は主権者が目指すべき国家の方向性を定めるものといえると思います。
戦後の憲法は、基本的な人権の尊重、平和主義という観点を重視し、戦後の日本という国家を作っていきなさいという点に重点が置かれたものでした。
その結果、個人の権利が尊重され、軽武装経済重視という路線を突き進んできた。これはある程度、達成されているのではないかと思っています。
よく、改憲論議で、「時代に合わせて憲法を改正するのだ」という話を聞きますが、私はこれには反対です。
現憲法が制定された当時に、日本として目指していた国家像。それが現憲法。そして、21世紀の今、目指していかねばならない国家像。それを国民の皆様が示すために憲法を創るというのが本当だと思います。だから、私は改憲論者です。
各論については、個々人の考え方もありましょう。私の考え方もあります。
しかし、先に述べたような観点から、国民全体が日本という国家は、今後どういう国家であるべきなのか。その話が議論のスタートであるべきだと思っています。